活動レポート

Report

春日山原始林保全再生活動 ご報告

奈良信用金庫は、春日山原始林が未来永劫育むことを目的に保全再生活動に取り組んでおります。

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その活動の一環として、これまでに6度「春日山原始林保全再生 定期預金」の募集を行いました。
この定期預金は募集総額の0.01%から0.02%にあたる額を、当金庫から
春日山原始林の保全再生活動を行う「奈良公園観光地域活性化基金」へ寄付を行うものです。

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▲春日山原始林保全再生6 定期預金ご案内
(※現在は募集を終了しております)

現在、この定期預金による寄付金額の合計は210万円となりました。

改めまして、ご協力を賜りました皆様に心より御礼申し上げます。

これまでの寄付金は、春日山原始林の抱える1番の問題である
「※ナラ枯れ」被害への対策費用として使用されています。

対策の具体的な例としては、気象変化が樹木の生育にどのような影響を与えるか、
といった調査を目的とした春日山原始林内への温度湿度計の設置費用。
ナラ枯れの原因とされる「カシノナガキクイムシ(カシナガ)」を
捕えるわなの制作費用や防虫ネットの購入費用、また、それらに加え、
平成28年からは「ナラ菌」への対策として、高濃度殺菌剤の注入費用としても使用されています。

※ナラ枯れ・・・「カシノナガキクイムシ(カシナガ)」が樹木に穴をあけ、
樹木が枯れる原因となる「ナラ菌」を持ち込むことにより発生する被害

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▲カシナガの侵入を防ぐため、防虫ネットにより保護された樹木

この「ナラ枯れ」については依然として被害が続いており、
高濃度殺菌剤についても、樹木1本あたりの注入費用が約1万7千円と高く、
対策を実施できる樹木が限られている現状があります。

春日山原始林の保全再生活動を今後も支援するため、
先日「春日山原始林保全再生 定期預金」の寄付金とは別に、
奈良信用金庫の役職員一同からも20万円の寄付を行いました。

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奈良信用金庫はこれからも様々な形で「春日山原始林」の保全再生活動を
皆さまと共に行ってまいりますので、引き続きご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

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