活動レポート
Report
原始林の中へ≪アカショウビン と ルーミスシジミ に出会えるか?≫
◎ 火の鳥 "アカショウビン" と、この地で絶滅と言われる蝶 "ルーミスシジミ"。
・・・ これらに出会うべく、春日山原始林へ。プロジェクトスタート。
◎ 一行は、ならしんの好奇心あふれる職員有志グループ。
・・・ といっても数人。なにぶん猛暑で(すみません)
◎ "ゼッタイにカメラに収める"を合言葉に いざ出発 !!
・・・ はたして、歴史的瞬間(?)をとらえることが出来るか !!
【行程】鶯の滝・・・大原橋・・・奈良奥山ドライブウェイ・・・首切り地蔵・・・地獄谷新池
◎ 先ずは車で奈良奥山ドライブウェイ(有料)に北ゲートから入り若草山頂へ。(途中まで車使用)
◎ 標高342m、山焼きでおなじみの若草山山頂からの景色を堪能。
◎ 鹿がたくさん木陰で休んでました。 ・・・ こちらも、なにぶん猛暑で。
◎ 若草山山頂から目的地の春日原始林を望む。
◎ あっ !! 巣箱が。 まさか・・・。
ここで待ってもアカショウビンが来るはずは無いですね。 楽してはだめです。
◎ 少し車を走らせ鶯の滝近くの駐車場に車を止めて作戦実行、ウォーキング開始です。
◎ 道中、空き缶などゴミを拾いながら進みます。 (決して、作戦失敗の時の保険ではありません)
◎ 石段を下り、鶯の滝へ向かいます。
◎ 鶯の滝に到着。 "気持ちいい" ・・・ マイナスイオンで癒されます。
◎ 滝に近くに下りるととても涼しいです。
ルーミスシジミが吸水に来てくれれば写真に撮れるのですが。・・・姿は見えず。残念。
◎ 滝から戻る途中、同じく石段を登る昆虫が・・・。
" あっ!! ルリセンチコガネだ" ・・・と一行のテンションは一気にアップ。
◎ 鶯の滝をあとにし、アカショウビン飛翔地としてめぼしをつけた地獄谷新池に向け森の奥へ。
◎ 神さまにも貴重な鳥と蝶たちとの出会いをお願いしました。
◎ アカショウビンの鳴き声は事前にネットで調べて聞き、心の準備も万端。
"あそこに何かいる" ・・・時々確認しながら進みます。
◎ "こんにちは" ・・・小さなリュックを背負った トレイルランの方にたくさん会いました。
森の中は木陰で涼しいから、恰好のフィールドのようです。
◎ 少し明るい所では蝶との出会いが。モンキアゲハ、ミヤマカラスアゲハと横切って行きます。
大型のヒョウモンチョウが飛んで来たのですが、止まってくれず カメラに収められません。
・・・近畿で絶滅したとされる " オオウラギンヒョウモン? " ・・・そんな簡単な訳ないですね。
◎ " あっ鹿だ !! " と一行が近づくと ・・・。
◎ 何と、ただの " 杭 " 。 ・・・ついに暑さで幻覚が ?
◎ ところで、特別天然記念 " 春日原始林 " と 天然記念物 " 奈良のシカ " の共生はひとつの課題。
・・・ 奈良県の文化的シンボルとして、どちらも大切な存在です。
◎ やっと、地獄谷新池に到着。 あまりの暑さでグッタリ。
◎ ここで昼食をとり、アカショウビンの飛来を待ち、また、鳥の鳴き声に耳を傾けます。
◎ 待てども、待てども、やっぱり暑さのせいでしょうか?
生き物の活動は少なく。 森は静まり返ったまま時が過ぎるばかり。
◎ 体力限界となり、池の少し下にある首切り地蔵に再起を誓い、山を下りることに。
◎ 帰り道でも、ウォーキングやトレイルランの人たちに出会いました。◎
◎ たくさんの人に愛される春日原始林。
・・・ いろんな共感、価値を見つけ、保全の必要性を訴えていきたいと思います。
◎ 残念ながら今回は、" アカショウビン " と "ルーミスシジミ " に出会うことができませんでした。
これでこそ "やりがい" が・・・。 えっ!! 開き直ってる?。
◎ 次回は車を使わず、春日原始林をもっと身近に感じながら自力で登って撮影に挑戦です。
どうか次回の活動レポートにご期待を !! Coming soon です。