金魚すくい日本一を決める大会が、8月20日(日)に奈良・大和郡山市で開催。
当日は、全国各地から金魚すくいに自信がある精鋭約1,700人が、大和郡山市に集まり、腕を競い合いました。
20日の奈良の予想最高気温は35℃を超える猛暑日にもかかわらず、それを上回るアツい戦いが繰り広げられ、会場は熱気に包まれました。
全国金魚すくい選手権大会は、個人戦(小・中学生の部、一般の部)と団体戦があります。
個人戦・一般の部で優勝したのは、地元・大和郡山市の大学生の方です。
3分間で107匹もの金魚をすくい、見事優勝!
年に一度の町をあげての大イベントは、大成功のうちに幕を閉じました。
全国金魚すくい選手権大会の概要
「全国金魚すくい選手権大会」は、日本有数の金魚の産地である大和郡山市が町おこしのため、平成7年から始めた大会です。
今年で28回目の開催となりました。
「ポイ」と呼ばれる金魚すくいの道具を使って、3分間に何匹の金魚をすくえるか競い合います。
全国金魚すくい選手権大会のルールは、下記の通りです。
- 競技前、1分以内にポイを選ぶ
- 片手で競技をする
- ポイは柄の部分を持つ
- 水槽の壁を使ってすくい上げることはNG
- ひじ関節を水の中に入れることはNG
- 競技中、時間内であってもポイが破けたら終了(交換はNG)
- 競技中、3回目の反則行為で競技停止
個人戦(小・中学生の部、一般の部)と団体戦があり、団体戦は3人1チームです。
外国の方含め、全国の小学生以上の方がエントリーできます。
奈良県在住の方は、本大会前の7月上旬頃に開催される奈良県予選大会で、上位40位(団体戦は上位20チーム)までの方が全国金魚すくい選手権大会への出場が可能です。
全国金魚すくい選手権大会の各部門優勝者には、20万円分(団体戦は一人10万円分)、2位には2万円分(団体戦は一人1万円分)、3位には1万円分(団体戦は一人5千円分)の商品券が贈られます。
全国金魚すくい選手権大会は、毎年8月第3日曜日(日曜日が5回あるときは第4日曜日)の「金魚すくいの日」に開催。
全国金魚すくい選手権大会に参加を希望される方は、7月中旬頃までに(奈良県予選大会への参加は6月中旬頃までに)、Web・ハガキ・ファックスのいずれかでエントリーすることで、出場できます。
金魚すくいの腕に自信がある方、金魚すくいが好きな方は、来年ぜひ参加してみてください。