プロミスを利用している方のうち、もう少しお金を借りたいと思っているなら、契約中のプロミスで利用限度額を増額することをおすすめします。
増額とはプロミスの利用限度額そのものを増やして、今よりも借りられる金額を引き上げることです。
増額する際には審査がありますが、プロミスとの契約を継続したままほかのカードローン会社に申し込むよりも、返済や借入残高の管理がしやすいなどのメリットがあります。
そこで、今回はプロミスで利用限度額を増額する方法と増額審査について解説していきます。
プロミスで増額を申し込む方法
プロミスで利用限度額の増額を申し込むには、3つの方法があります。
はじめにそれぞれの申し込み方法について紹介するので、自分に合った方法を選んでくださいね。
①電話
オペレーターと直接話しながら増額手続きをしたい方は、プロミスコール（0120-24-0365）に電話をかけて申し込むのがおすすめです。
プロミスでは、プロミスコールのほかに女性専用ダイヤルのレディースコール（0120-86-2634）もあり、女性が利用しやすいよう配慮しているのも特徴です。
プロミスコールから増額申込をすると、必要書類の確認が行われ過不足がなければその場で審査結果を案内してもらえます。
申し込みから審査結果まで1回の電話で済むのもおすすめポイントです。
増額申込の受付時間は平日9時～18時と、土日は対応していませんが、すぐ現金を用意したいときにも重宝します。
②会員サービス
プロミスの公式サイトから会員サイトにログインするか、専用のアプリにログイン後、「限度額変更のお手続き」メニューから増額申込ができます。
希望限度額や連絡先など必要事項を入力して申し込むと、30分程度でプロミスのオペレーターから入力した番号に電話がかかってきます。
この電話で増額申込を含む契約者の状況などヒアリングが行われ、確認が取れるとそのまま審査結果を伝えてくれるスピーディーな対応が魅力です。
ただ、プロミスの増額審査は営業時間である平日9時～18時のみの対応なので、18時以降に申し込んだ場合は電話連絡が翌日になることもあります。
③自動契約機
プロミスの自動契約機で増額申込をすることもできます。
自動契約機は土日を含む9時～21時と若干営業時間が長いので、平日の18時以降もしくは土日に申し込みたい方は自動契約機が良いでしょう。
ただ、増額に際し収入証明書や本人確認書類が必要になる場合があるので、念のためにこれらの書類は持参することをおすすめします。
自動契約機に入ったら「増額申請」を選択して案内にしたがい操作します。
申込内容確認後は審査が行われ、30分程度で審査結果の連絡が入り、通過できれば即日で増額手続きが完了するのが魅力です。
ただ、自動契約機に先客がいる場合や、審査中は待ち時間が生じるため、時間に余裕を持って行くようにしましょう。
店頭窓口は営業終了済
プロミスでは、お客様サービスプラザの店頭窓口でカードローンに関するさまざまな手続きが可能でしたが、2023年3月末日をもってお客様サービスプラザ店頭窓口営業終了となりました。
そのため、今後は全国の自動契約機もしくはアプリなどの会員サービス、プロミスコールからの増額申込となります。
プロミスの増額審査基準とは？
プロミスで増額する際は審査が行われますが、新規申込時の審査とどう違うのでしょうか。
ここでは、増額審査の基準を確認していきます。
①返済能力
プロミスの審査は、収入が多いかどうかではなく返済能力を重視しています。
返済能力とは毎月コツコツ返済できるかを図る意味であり、新規申込時でも同様の基準で判断されます。
ただ、増額審査の場合は、新規申込時よりも収入が上がっている方が返済能力があると判断され、収入が減っている場合や転職後間もなく勤続年数が少なくなっている場合はウイークポイントになるでしょう。
②他社からの借入金額・件数
増額審査においてプロミス以外の他社借入がある場合はチェックされます。
新規申込時はプロミス1社だったのに、増額申込時は他社からも借り入れしている場合、返済能力に疑問を持たれる可能性はあるでしょう。
また、プロミスを含む貸金業者からの借り入れは総量規制により年収の1/3までと定められています。
総量規制では貸金業者からのすべての借入額総額で判断するため、年収の1/3に迫る借入総額の場合は増額できないこともあります。
加えて、他社借入件数が多い場合、1社あたりの借入残高がわずかだったとしても、審査では良い印象を与えません。
プロミス側としても、本当にお金がなくて増額申請したのではないかという疑念を抱くのも無理はないでしょう。
他社借入がある場合は、できるだけ完済するか、解約しておくことをおすすめします。
③信用情報
新規申込時・増額申込時のどちらの場合でも、審査では信用情報を照会し確認します。
信用情報とはカードローンをはじめとする与信取引の記録のことで、延滞や滞納があればすべて記録されてしまうものです。
これは、プロミスに限らず与信取引をする金融機関や消費者金融で共有しているため、うそをついたり隠したりすることはできません。
カードローンの返済に滞りがなく毎月しっかりと支払っているなら特に問題はありませんが、日頃から支払い関係は信用を損なわないようにしておきましょう。
プロミスの増額審査に通過するためのポイント
プロミスの増額審査に通過するには、収入が新規申込時よりも増えているなどいくつかポイントがあります。
増額したいタイミングで審査に通過できるよう、増額申込の前にこれらのポイントをチェックしてみてくださいね。
①収入が前回の申請時よりも増えている
プロミスへの新規申込時よりも、収入が増えているなら返済能力があるとアピールできます。
もしも、増額申請が2回目・3回目という場合でも同じで、収入が増えていることは審査に良い影響を与えます。
プロミスで増額を検討する際は、申し込む前に収入の確認をしておきましょう。
②プロミスの利用実績がある
プロミスでの借り入れを完済するとそれは利用実績となり、複数回完済することで利用実績を積み重ねることとなります。
プロミスの公式サイトでは利用実績について触れていませんが、貸す側としても貸したお金をきちんと返してくれる優良顧客は歓迎できるというのは理解できますよね。
利用実績が多いほどプラス要素となりますが、まだ利用実績がない方でも返済の遅れや滞納がなければ問題ありません。
今後も引き続き返済して完済を目指しましょう。
③借り入れ状況を整理できている
プロミスでの借入残高がある方は、借入状況を確認し遅れることなく返済しているかチェックしましょう。
借入残高が現状の利用限度額に迫っている状態や、返済の遅れがある場合は増額審査においてウイークポイントになります。
少額でも返済しておくことはもちろん、日頃から返済が遅れることのないようにしておきましょう。
④総量規制の範囲内である
プロミスを含めほかの消費者金融から借り入れがある方は、借入総額がいくらになっているか計算してみてください。
同時にその金額が自分の年収の1/3以内かどうかも確認しておきましょう。
これは、貸金業者からの借り入れは年収の1/3までと総量規制で定められているためで、プロミスを含む貸金業者は年収の1/3を超える貸付けは禁止されています。
いくら現金を用意したいと思っても、総量規制にひっかかるようでは増額審査は通らないのです。
年収300万円なら100万円までが借り入れの上限となり、他社借入がある場合はその合計金額で判断されるため、増額を申し込む前にしっかり確認しておきましょう。
総量規制の範囲内で増額できる余裕があれば問題ありません。
⑤プロミスの増額案内がきてから申し込む
プロミスの会員になり数ヶ月程度経過すると、メールや電話でプロミスから利用限度額の増額案内があります。
プロミスの独自の判断で増額できそうな顧客に案内をしているため、このタイミングで申し込めば審査通過の可能性はあるでしょう。
ただ、審査通過を約束するものではないのでその点には注意が必要です。
もしも、増額を検討しているタイミングで案内がきたなら、申し込んでみると良いでしょう。
プロミスで増額する際に注意すべきポイント
プロミスで増額する際は、気をつけたいポイントがあります。
増額申込をスムーズに進めるためにも、事前に注意点を知り対策しておきましょう。
収入証明書が必要
プロミスで増額する際は、プロミスでの利用限度額が50万円を超える場合、もしくはプロミスと他社借入の借入合計額が100万円を超える場合に、収入証明書類の提出が求められます。
また、プロミスに収入証明を提出してから、3年以上経過している場合にも再提出が求められるので注意が必要です。
収入を証明できる書類として、源泉徴収票（最新）、確定申告書、所得証明書、税額通知書、給与明細（直近2ヵ月）などがありますが、自分に該当する書類を事前に用意しておくことをおすすめします。
なお、プロミスアプリ・Web・FAX・郵送・来店しての提出が可能なので都合の良い方法を選択してくださいね。
在籍確認がある
増額審査の際には在籍確認の連絡が勤務先や自宅に入る可能性があります。
これは絶対ではないものの、入ったときに困らないよう職場で電話を受ける方にはひと声かけておくと良いでしょう。
まとめ～プロミスの増額は計画的に申し込もう～
プロミスで増額する際は、複数の申込方法があります。
会員サービスやプロミスアプリからの申し込みは手軽ですが、プロミスコールなら正式に申し込む前に必要書類や増額の可能性を知ることができるので、1度プロミスコールで確認することをおすすめします。
また、利用限度額を増額することは、返済額が増えることにもなるため、事前に返済計画を立てて無理のない借り入れをしましょう。
