三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」で増額する方法！審査の流れ・成功の秘訣を解説

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の増額を考えている方の中には、申込方法や審査の有無など詳しく知りたい方もいるのではないでしょうか。

バンクイックで利用限度額を増額できれば、今後のお金のピンチにも備えることができますね。

今回は、バンクイックの増額方法や増額審査に通るためのポイント、増額後に気をつけたいことを解説していきます。

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」で増額する方法

バンクイックは三菱UFJ銀行が提供するカードローンで、銀行系カードローンならではの低金利が魅力です。

利用限度額を増額するには所定の手続きが必要となり、その際の申込方法は自分に合うものを選択できます。

はじめに、バンクイックで増額する方法を確認していきましょう。

①Webサイトの会員ページから申し込む

バンクイックのWebサイトの会員ページ「サービスメニュー」にある「利用限度額増額申し込み」から増額の申し込みができます。

24時間いつでも申し込みができることがメリットで、画面の指示にしたがい申し込みが完了すると審査が始まります。

②電話で申し込む

電話による増額の申し込みもできます。

会員ページから増額の申し込みができないときや、相談・確認をしながら申し込みをしたいときは電話からの申し込みがおすすめです。

ただ、受付時間が決まっているのでその点は注意が必要です。

とはいえ、土日祝日も受付しているので平日は仕事で忙しいという方にも利用しやすいでしょう。

③バンクイックから増額案内がくる場合もある

バンクイックではカードローンの利用状況に応じて、電話やメールで増額案内が来る場合があります。

電話の場合はフリーダイヤル（0120-160-470）、メールの場合は「利用限度額増額のご案内」が届きます。

各増額案内が来たタイミングで申し込むことはできますが、増額を約束するものではないことは覚えておきましょう。

増額案内は、利用状況が良好な方を対象に送られるもので、この時点では審査に関わる情報は加味されていません。

そのため、審査で落ちる可能性があることは理解しておいてくださいね。

バンクイックで増額する流れ

バンクイックで増額の申し込みをする際は、どのような流れで手続きするのでしょうか。

ここでは増額の申し込み開始からの流れを紹介していきます。

①増額の申し込みをする

Webで申し込む場合は会員ページの「サービスメニュー」にある「利用限度額増額申し込み」を選択、電話で申し込む際は三菱UFJ銀行第二リテールアカウント支店（0120-76-5919）に電話をかけます。

住所や勤務先・年収などの確認が行われるので、内容を確認し変更がない場合は画面やオペレーターの指示にしたがい進めましょう。

内容に問題がない場合は申し込みを完了してください。

申し込み時点では希望する利用限度額を伝えるタイミングがありません。

実際にどのくらい増額できるかは審査により決まることは覚えておきましょう。

②必要書類を提出する

増額後の利用限度額が50万円を超える際は、収入証明書類の提出を求められます。

現時点ではどの程度増額できるかわからない方も、念のために準備しておきましょう。

主な書類は源泉徴収票や住民税決定通知書などが挙げられ、いずれか1点をアップロードして提出します。

③増額審査～結果通知

申し込みと必要書類の提出が済むと、三菱UFJ銀行と保証会社であるアコムによる審査が行われます。

審査にかかる時間は2営業日程度が一応の目安ですが、利用状況や審査の混み具合によっては時間がかかることもあります。

バンクイックでは増額の「申し込みから2日間経過してもメールが届かない場合はお問い合わせください」と記していることからも、おおむね2営業日と考えていて良いでしょう。

審査結果を2営業日で回答するのは、銀行系カードローンの中では早い方です。

スピーディーな対応なのはうれしいですね。

審査結果は電話またはメールで通知され、審査に通るといくら増額できたのかを確認できます。

④追加借り入れをする

利用限度額が増額できたらATMや振り込みのいずれかで追加借り入れを行います。

借り過ぎには注意して計画的な返済をしていきましょう。

バンクイックの増額申請に成功する秘訣

増額する際は、新規申込時とは別に再審査が行われます。

再審査に不安を感じる方もいると思いますが、いくつかポイントを押さえた申し込みをすれば増額できる可能性を高めることはできます。

そこで、増額を成功させる秘訣を紹介するので、増額の申し込みを検討している方はぜひ参考にしてください。

返済をきちんとする

バンクイックでの返済は遅延や延滞の無い状態にしておきましょう。

バンクイックでは「延滞中の方はご相談いただけません。」としているように、返済に遅れがある方の増額は難しいのです。

そもそもカードローンは信用を元にした与信取引です。

そのため、返済の遅延や延滞がある方はバンクイックからの信用を損ねている状態となります。

審査で落ちる可能性があるほか、審査に通ったとしても少額になる可能性もあるでしょう。

利用実績を積む

バンクイックでの利用実績があると、審査でポジティブな印象を与えることができます。

利用実績とは、返済に遅延や延滞なく完済した実績のことで、お金を借りる都度きちんと完済できていることが重要です。

この利用実績は多いほど増額審査に良い影響を与えます。

また、バンクイックを利用し始めたばかりで現在返済中の場合は、利用実績がない状態になりますが、遅れることなくきちんと返済していれば問題ありません。

これまで通りコツコツ返済して自身の信用度をアピールしましょう。

安定した収入を得ている

バンクイックではカードローンの利用に際し、安定した収入があることを掲げています。

安定した収入とは年収の高さではなく、継続的かつ定期的な収入があることを意味しています。

例えば、年収が高くても月々の収入が不安定な場合は、安定性に欠けるものがありますよね。

収入が少ない月に返済できないこともあり得るでしょう。

毎月安定した収入を得ていることは、返済能力を図る上でも必要なことです。

現状の収入が安定しているか、増額の申し込みをする前に確認することをおすすめします。

総量規制の範囲であること

貸金業者からの借り入れは、総量規制により年収の1/3までと定められています。

増額後の借り入れ総額が総量規制の範囲であることも、増額を成功させる上で重要なポイントです。

総量規制とは多重債務を予防するための法律で、総量規制の範囲に近い借り入れがある場合や、増額後に超えてしまう場合は審査に通らない可能性が高くなります。

そのため現在の借り入れ額がいくらあるのか、他社借り入れがある場合はその合計額を確かめてみましょう。

増額後の借り入れ総額が総量規制に抵触していないことを確認した上で、増額の申し込みをすることをおすすめします。

住所や勤務先に変更がある場合は事前に変更手続きをしておく

バンクイックでは増額の申し込み時に原則として在籍確認を行いません。

しかし、これは申込時と住所や勤務先などに変更がなかった場合です。

転職や転勤などで住所等の変更があった場合は在籍確認の電話がかかってくる可能性があるため、変更があった時点でバンクイックに届け出ることをおすすめします。

他社借り入れがある場合は先に完済を目指す

バンクイックの増額を検討する時点で、他社借り入れが複数ある場合は先に他社の完済を目指しましょう。

他社借り入れが多いと前述した総量規制に抵触するほか、増額審査で返済能力に疑いをもたれる可能性があります。

また、増額後の利用限度額が減額される恐れもあるでしょう。

もし、利用中の他社が消費者金融系のカードローンなら、金利もバンクイックより高いはずです。

上限金利だけを比較しても一般的なカードローン会社は18.0％、バンクイックは14.6％と3.4％も違います。

金利の面から見ても他社はできる限り完済しておくことをおすすめします。

バンクイックの増額申請に通った後の注意点

バンクイックの増額が成功すると、すぐに追加借り入れができるようになります。

増額によりお金のピンチを乗り越えられた、という方もいるのではないでしょうか。

しかし、便利に活用できる反面、気をつけたい注意点もあります。

増額後にはどんなことに気をつければ良いのか確認していきましょう。

追加借り入れは計画的にする

利用限度額の増額により、借りられるお金は増えます。

その分返済額も増えることは理解しておきましょう。

借りられるお金が多くなると、ちょっとしたお金のピンチの際にも借りてしまいがちですが、返済を考えて計画的な借り入れをしなければなりません。

返済の遅延や延滞が発生しないよう注意が必要です。

短期間での返済がおすすめ

増額後は返済総額が増えるため、毎月の返済額を増やすか繰り上げ返済を活用してなるべく短期間で返済することをおすすめします。

なぜ短期間での返済が良いのかというと、カードローンでの借り入れは返済期間が長期化するほど利息が増えるからです。

バンクイックは、年1.8％～14.6％と金利は低めの設定ですが、それでも返済が長期化すれば利息は想像以上に大きくなります。

できる限り短い期間での返済をおすすめします。

まとめ～バンクイックで増額を申請しよう～

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の利用限度額を増額すると、急な出費に対応できるほか、お金のピンチへの備えにもなります。

申し込みを検討する場合は、利用状況に問題はないか確認し必要書類などを揃えておきましょう。

増額後は計画的な返済を心がけ、繰り上げ返済などを活用しつつ、できるだけ短期間で返済することをおすすめします。