べんり

信用金庫を利用するメリット・デメリット!銀行と徹底比較

※本ページにはPRが含まれます。

「信用金庫、聞いたことはあるけれど銀行と違うメリットってあるの…?」

銀行と比較されることの多い、信用金庫。

今回は信用金庫を利用するメリット・デメリットを解説。

個人だけでなく、個人事業主・法人目線でもわかる信用金庫の強みをまとめました。

銀行ではなく信用金庫という選択肢も持っておけると、将来もより幅広くなりますよ。

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信用金庫とは

信用金庫は、信用金庫法に基づいて設立された協同組織金融機関のことです。

協同組織金融機関は信用金庫以外にも下記のものが挙げられます。

  • 労働金庫
  • 信用協同組合
  • 農林中央金庫
  • 農業協同組合
  • 漁業協同組合

信用金庫はなかでも地域に根差したサービスを展開しており、中小企業や地域住民を支えているコミュニティバンクの役割を果たしています。

3つの柱

信用金庫では、3つのビジョンが掲げられています。

  • 地域社会繁栄への奉仕
  • 豊かな国民生活の実現
  • 中小企業の健全な発展

地域を支える金融機関として、会員や利用者たちのニーズに応えることが根本にあります。

信用金庫法をみても、経営理念がよくわかります。

第一条 この法律は、国民大衆のために金融の円滑を図り、その貯蓄の増強に資するため、協同組織による信用金庫の制度を確立し、金融業務の公共性にかんがみ、その監督の適正を期するとともに信用の維持と預金者等の保護に資することを目的とする。

(引用:e-Gov「信用金庫法」

信用金庫と銀行は目的が違う

銀行と信用金庫の違い

一見違いがないように見える銀行と信用金庫ですが、目的が違います。

銀行が経済の発展を目的としているのに対し、信用金庫は国民大衆のための金融円滑化を目的としています。

また金融機関という意味では同じですが、銀行は株式会社です。

株主の利益を追求しているほか、大手企業との取引も行います。

信用金庫は中小企業や地域住民を対象としていますし、預かった資金も地域発展のために活かされるシステムです。

利用者が限定されているのも信用金庫の特徴

地域に根差しているという特徴上、信用金庫は対象エリアが決まっています。

各地にさまざまな信用金庫が存在しており、原則、営業地域内の中小企業や、営業地域内に在住・勤務している人しか利用できません。

全国数ある信用金庫から好きなところを選ぶ、のではなく身近な信用金庫を活用することになるわけですね。

信用金庫のメリット・デメリット

信用金庫ではさまざまなサービスが利用できます。

実際に付き合う場合のメリット・デメリットをまとめました。

信用金庫のメリット

信用金庫の強みは、なんといっても親身になってくれるところ。

地域繁栄のための金融機関ですから、利益ではなく地域や住民目線で向き合ってくれます。

そんな信用金庫のメリットは以下の通り。

信用金庫,メリット3つ
信用金庫のメリット
  • 会員ならではの特典
  • 中小企業・個人事業主向けのサービス
  • 貸し渋り・貸し剥がしが起きにくい

メリット①会員ならではの特典

信用金庫によっては、会員になることで金利優遇や専用のローンが利用できます。

通常よりお得にローンを組めれば、返済の負担が軽くなりますね。

信用金庫それぞれで独自の専用ローンを用意していることもありますから、自分に合ったローンが見つかる可能性もあります。

メリット②中小企業・個人事業主向けのサービス

銀行と違い、中小企業・個人事業主でも取引しやすいのが信用金庫です。

地域の発展を目的としていますから、将来的なビジョンが明確だったり信頼関係を築けていれば起業資金などを融資してもらえる可能性があります。

もちろん審査はありますから、準備を万全にしたうえで申し込むようにしてくださいね。

地域の企業同士で繋がれるコミュニティなど、信用金庫によっては企業支援サービスが充実しているところもメリットの1つです。

メリット③貸し渋り・貸し剥がしが起きにくい

貸し渋りとは、文字通り金融機関側が融資を渋ることです。

一方貸し剥がしは、返済期限の前にもかかわらず返済を迫ることを指します。

貸し渋り・貸し剥がしは、不景気の際に起きる可能性があります。

融資をしても返済できなくなってしまう、今のうちに返済を進めてもらうなど、将来のリスクに備えて資金回収を行うのです。

いざという時に、手助けがなくなるかもしれないわけですね。

信用金庫の場合、不景気時でも貸し渋り・貸し剥がしの可能性が低いといえます。

自社の利益ではなく、地域経済を優先しているからこそのメリットですね。

信用金庫のデメリット

信用金庫にはメリットもあればデメリットもあります。

自分にとって許容できるデメリットかどうか、確認しておきましょう。

人によってはデメリットにはならない可能性もありますよ。

信用金庫のデメリットは3つあります。

信用金庫,デメリット3つ
信用金庫のデメリット
  • 対象地域が限定されている
  • 地域外では使い勝手がよくない
  • 大口融資は難しい

デメリット①対象地域が限定されている

信用金庫は地域に根差した金融機関であり、営業区域が決まっています。

営業区域内に住んでいる、あるいは勤務している方でなければ原則利用できません。

特定の信用金庫を利用したいと思っても、対象地域でなければ利用できない点はデメリットですね。

デメリット②地域外では使い勝手がよくない

地域外に出れば、利用している信用金庫の店舗はなくなります。

ATMによっては手数料が発生してしまうことも…。

信用金庫によってはコンビニATMの手数料が無料のケースもありますから、事前に確認しておきましょう。

またしんきんゼロネットサービスでは、全国のしんきんATM(一部を除く)で入出金手数料が無料となっていることも覚えておきたいですね。

デメリット③大口融資は難しい

全国ではなく地域を対象としている分、メガバンクと比べれば融資限度額は低めです。

大口融資をしたい方にとっては、融資枠が足りないことも…。

起業資金の融資で信用金庫と付き合いをはじめ、事業が大きくなってきた段階で信用金庫だけでなく銀行との取引も始めるケースもあります。

実際の信用金庫のサービスを見てみよう

信用金庫ではさまざまなサービスが展開されています。

例として、奈良信用金庫のサービスを見てみましょう。

奈良信用金庫のサービス
  • 金太ローン(住宅ローン)
  • ならしんきゃっする(カードローン)
  • 投資信託
  • ならしん経営者倶楽部

金太ローン

奈良信用金庫,住宅ローン
金太ローン概要
商品名 金太ローン
利用限度額 10万~5,000万円(1万円単位)
融資期間 1~35年
担保・保証人 担保:融資対象物件
保証人:同居される方、1名(配偶者等)
保証料 不要

奈良信用金庫の住宅ローンの中でも、金太ローンは固定・変動好きな金利を選べるローンとなっています。

融資金額は最大5,000万円、融資期間も最大35年と住宅ローンとして申し分ない条件です。

他にも無担保住宅ローンや、リピートプランも用意されています。

リフォーム用のローンもありますから、目的に合わせてローンを選びましょう。

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ならしんきゃっする

きゃっする,奈良信用金庫
ならしんきゃっする概要
商品名 ならしんきゃっする
利用限度額 10万~500万円(10万円単位)
金利 5.5%~14.0%
担保・保証人 不要(信金ギャランティ㈱による保証)
遅延損害金 年14.5%

信用金庫にもカードローンはあります。

消費者金融と比べて低金利ですから、返済の負担を抑えたい方にオススメ。

極度額 借入利率
50万円 14.0%
60~100万円 12.5%
110~200万円 11.5%
210~300万円 9.5%
310~400万円 7.5%
410~500万円 5.5%

WEBから申し込めるのも嬉しいポイントですね。

他にもフリーローン・教育カードローン・福祉プランなど様々なローンが用意されていますよ。

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投資信託

奈良信用金庫,投資信託

投資信託とは、投資の専門家が投資家たちから集めた資金を使って投資を行い、運用成果を投資家たちに分配する金融商品のことを指します。

自分の資金を使って、プロに投資を任せるというわけですね。

もちろん、どの投資信託を選ぶかも重要です。

奈良信用金庫では、窓口ではなくインターネットサービスから申し込めば購入手数料が最大20%お得になります。

NISAもありますから、資産運用を信用金庫で行うのもオススメですよ。

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ならしん経営者倶楽部

奈良信用金庫,法人

個人事業・法人向けのサービスも充実しています。

ならしん経営者倶楽部は、地域の経営者たちと奈良信用金庫が運営している会であり、各種講演や勉強会・研修会が開催されています。

またマッチングサロンとしても利用でき、ビジネスチャンスをつかむ場としても活用可能。

他にも従業員の生活をサポートできる「ならっきーアシスト」や、起業資金・運転資金に使える「ビジネス支援金太郎」など、経営を支えてくれるサービスが盛りだくさんです。

\ 経営課題を解決! /ならしん経営者倶楽部の公式サイトはこちら 》

まずは地元の信用金庫を要チェック

信用金庫は手厚いサービスが魅力的です。

銀行では対応しきれない中小企業でも、信用金庫であれば親身に相談を受け付けてくれる可能性があります。

定期的に相談会を行っている信用金庫も多いですから、まずは近くの信用金庫をチェックしてみましょう。

気になるサービスがあれば、さっそく相談です。

もちろん、銀行と信用金庫両方と上手く付き合っていく道もありますよ。