べんり

人間ドックの費用はいくら?受ける前に確認しておきたいポイント

※本ページにはPRが含まれます。

病気の早期発見をするために、人間ドックを受けたい!

となると気になるのが人間ドックの費用ですよね。

どの検査を受けるべきかもわからないし、費用相場もわからない…。

今回はそんな悩みを解決するべく、人間ドックの費用や検査項目について解説します。

検査内容や費用といった基本的な情報をおさえて、将来のために行動していきましょう。

助成金についてもあわせてご紹介していきますよ。

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人間ドックの費用はいくら?

人間ドックがいくらかかるかは、日帰りか泊まりかで変わってきます。

また専門的な検査をする場合は、かなり高くなる可能性も。

  • 日帰り人間ドック
  • 1泊2日・専門的な検査有の人間ドック

それぞれの費用相場を確認していきましょう。

日帰り人間ドック

日帰りの人間ドックであれば、費用相場は3~6万円です。

主な検査内容は以下の通り。

日帰り人間ドックの項目例

検査項目は多岐にわたります。

費用も3万円を超えてきますから、それなりに準備をしておく必要がありますね。

また日帰り人間ドックにオプションをつけることもできます。

気になる検査は追加しておきましょう。

地域別最高値・最安値

日本人間ドック検診協会の「人間ドックの価格調査(2013年)」によると、一日人間ドックの地域別最高値・最安値は以下の通りでした。

最安値 最高値
北海道・東北 31,500円 45,150円
関東 36,750円 65,100円
中部・北陸 28,350円 45,150円
近畿 36,750円 50,400円
中国・四国 36,435円 40,950円
九州・沖縄 31,500円 44,100円

(出典:日本人間ドック検診協会「人間ドックの価格調査(2013年)」)

1泊2日・専門的な検査有の人間ドック

日帰りでなく1泊2日での検査や、追加オプションをつける場合の費用相場は10万円前後です。

オプションをつければつけるほど、費用は高くなっていきます。

人間ドックのオプションの例はこちら。

人間ドック,オプション例

他にもさまざまなオプションが用意されています。

オプション1つで数万円してくるものも多いですから、費用面は要注意。

気付けばかなり高額になってしまうかもしれませんよ。

脳・肺ドックの平均単価

日本人間ドック検診協会の調査によると、脳ドックの平均単価は44,322円、肺ドックの平均単価は28,688円でした。

地域別の平均単価もみてみましょう。

脳ドック 肺ドック
北海道・東北 42,313円 31,617円
関東 48,193円 27,378円
中部・北陸 34,422円 29,907円
近畿 45,217円 31,320円
中国・四国 30,800円 17,850円
九州・沖縄 41,900円

(出典:日本人間ドック検診協会「人間ドックの価格調査(2013年)」)

人間ドックは原則全額自己負担

人間ドックは、基本的に全額自己負担です。

国民健康保険や社会健康保険は使えません。

人間ドックは治療目的ではないため、保険適用外なのです。

保険診療ではなく、自由診療扱いというわけですね。

自由診療の例

ちなみに会社などで受ける健康診断は、雇用主負担で受けられるため負担する必要がありません。

人間ドックで病気が見つかったら…

人間ドックをした結果、病気が見つかる可能性は0ではありません。

その病気の治療に関しては、もちろん保険が適用されます。

あくまで人間ドックが全額自己負担なのです。

費用が高い人間ドック、なかなか受けたくても受けられない人もいるかもしれません。

そんな方に知っておいてもらいたいのが、補助金・助成金の存在です。

人間ドックの補助金・助成金

保険適用外の人間ドックですが、補助金や助成金が出るケースもあります。

人間ドックの費用が安くなる補助金を使えるのは下記の3種類。

  • 国民健康保険
  • 社会保険
  • 民間の保険

1つずつ詳しく見ていきましょう。

国民健康保険

国民健康保険に加入している方で、人間ドックの費用の一部を助成してもらえる可能性があります。

助成金制度があるかは市区町村によるため、助成金がないケースも。

40歳以上と条件を設けているものや、年度内1回までなど条件が設定されているものが多いです。

また医療機関はその市区町村指定の医療機関で人間ドックを受ける必要があります。

江東区の例

東京都江東区の例を見てみましょう。

江東区国民健康保険に加入の方で、特定健康診査を受診せずに人間ドックを受診した場合8,000円の助成金が出ます。

助成金を受け取るには、必要書類の提出をし、請求書も提出しなければなりません。

手間はかかりますが、助成金のためにならかけたい手間ですね。

社会保険

会社勤めの場合、健康診断は無料で受けられます。

企業によっては、福利厚生の一環として人間ドックの補助金を設けているところも。

また協会けんぽ(全国健康保険協会)に加入している方は、協会けんぽが費用の一部を補助してくれるケースもあります。

人間ドックを受ける前に、補助制度がないか就業先に確認してみましょう。

民間の保険

民間の生命保険・医療保険の中には、人間ドックの費用を割引してくれるものがあります。

全国の提携医療機関で、特別料金で人間ドックを受けられるのです。

医療機関の紹介や申し込み予約までサポートしてくれるケースもあるため、一度確認しておきましょう。

検査コースに応じてTポイントをもらえる、なんてサービスもありますよ。

人間ドックは何歳から受診すべき?

人間ドックは、病気の早期発見に役立ちます。

健康診断ではわからない詳細な検査ができますし、検査項目も非常に多いです。

とはいえ、人間ドックの受診は任意となっています。

会社の健康診断と違って、年に1回受けることが義務ではありません。

何歳くらいになったら、人間ドックを検討すべきなのでしょうか。

一般的には30歳以上が目安

人間ドックは20歳から受診できます。

1つの節目といえるのが30歳以上です。

ライフスタイルに変化が起こりやすい年代であり、さまざまな発症リスクが増えていく年代といえます。

とはいえ、20代でも人間ドックを受ける意味はあります。

特に女性の場合、子宮頸がん検診は20代後半から推奨されています。

年に1回受診しよう

人間ドックは、年に1回受診するのがオススメ。

毎年検査をすることで、前回との比較ができるようになり、小さな変化も見逃しにくくなります。

より早期発見しやすくなりますから、毎年人間ドックを受けるようにしましょう。

30歳を過ぎたら、毎年受診するのが理想ですね。

年代別人間ドックのおすすめ検査項目

人間ドックを受けるけれど、検査項目が多すぎてどれを選べばいいのかわからない…。

そんな方のために、年代別の人間ドックおすすめ検査項目をご紹介します。

年代ごとに受けるべき検査は変わってきますよ。

もちろんご紹介するのは一般的にオススメな検査であり、人によって受けるべき検査は違うものです。

医療機関に相談しつつ進めてくださいね。

人間ドック,おすすめ診療項目

30代におすすめの検査項目

自覚症状が出にくい30代は、将来的な発症リスクに注意すべきです。

20代の頃の生活を続けていると、気付けば基準値から外れているかも…。

生活習慣病や、胃がん・大腸がんなどの検査がオススメ。

女性の方は、子宮頸がん・乳がんの検査もオススメです。

40代におすすめの検査項目

40代は病気のリスクがかなり高まってくる年代です。

定期的に検査をし、小さな変化も見逃さないことが重要です。

肺がんや心疾患、脳血管疾患などの検査がオススメです。

女性の場合、子宮体がん・乳がん・卵巣がんの検査をオススメします。

全身のがんをスクリーニングするPET-CT検査も要チェックですね。

50代におすすめの検査項目

全身の検査をしつつ、不安な部分はより精密な検査を受けるべき年代です。

ある程度人間ドックを受診し続けていれば、おのずと精密検査すべき部分は絞られてくるもの。

特に心疾患は突然死の原因にもなりますから、定期的にチェックして異変に気付けるようにしておくべきです。

心臓・脳の検査がオススメですよ。

また女性の方は骨密度が低下する年代です。

骨粗しょう症に注意して、骨密度検査を受けておくと良いでしょう。

60代におすすめの検査項目

60代の方は、病気の治療と同時に検査をし予防していく必要がでてくる年代です。

あらゆるがんの発症リスクが高くなっていきますから、がんの検査をするのがオススメ。

生活習慣病のリスクも高まりますから、血液検査もしておきたいですね。

三大疾病であるがん・心疾患・脳血管疾患のリスクを意識して、人間ドックを受けるようにしてくださいね。

人間ドックとあわせて保険も再検討を

人間ドックで検査する他にも、保険で万が一に備えておくことも重要です。

将来への対策はできるだけしておくに越したことはありませんよね。

健康を重視するからこそ、手厚い保険で不測の事態でも対応できるようにしておきたいところ。

保険を見直したいなら、お近くの信用金庫に相談してみるのがオススメです。

医療保険・終身保険・がん保険など、自分に合った保険を考え直してみてくださいね。